JWF News 6月号 ダルビッシュ 有 水基金 第16号プロジェクト「ジミレトク村の水と衛生プロジェクト(ネパール)」を開始しました!

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【JWF News Vol. 229】令和5年6月21⽇発⾏
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◇⽬次◇
・日本水フォーラムからのお知らせ
 - ダルビッシュ 有 水基金 第16号プロジェクト「ジミレトク村の水と衛生プロジェクト(ネパール)」を開始しました!
 - 京都世界水大賞2024の応募受付を開始しました。
 - 京都世界水大賞 ロゴを作成しました。
 - 京都世界水大賞2024 協賛募集のお知らせ ~授賞式はインドネシア!~
 - 第10回世界水フォーラム 参加登録等について
 - 第10回世界水フォーラム テーマ別プロセスのワーキンググループの関心表明募集について
 - 第10回世界水フォーラム (インドネシア バリ)における展示会情報について
 - 「ユース水フォーラム2023」~次代を担う高校生世代の皆さんを応援しませんか!~
 - ユース水フォーラム2023 動画募集開始しました!
・日本水フォーラムからの報告
 - パキスタン洪水被害緊急支援報告

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・日本水フォーラムからのお知らせ
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– ダルビッシュ 有 水基金 第16号プロジェクト「ジミレトク村の水と衛生プロジェクト(ネパール)」を開始しました!

2007(平成19)年3月、ダルビッシュ有投手(現MLB サンディエゴ・パドレス所属)は、日本水フォーラムと協力して、水不足や水の汚染などに苦しむ発展途上国の人々に安全な水を提供することを目的に、「ダルビッシュ 有 水基金」を設立しました。ダルビッシュ有投手は、公式試合で勝利投手となるごとに、同基金に10万円を寄付することを続けています。この基金を用いて、これまで11カ国で計15件のプロジェクトを実施してきました。

ネパールのジミレトク村では、2020年に給水設備を設置したが給電できない地域にポンプを設置してしまい利用できず、設備を取り壊しました。住民は古い共同水栓に頼っていますが、水質は悪く乾季にはこの水栓さえ使えないので、最寄りの小川に3時間以上かけて水を汲みにいかなければなりません。水が手に入りにくいので衛生状態は悪いです。この村の給水設備改修を支援することで、村民の水へのアクセスおよび衛生状況改善が見込まれます。

▼詳しくはこちら▼
https://www.waterforum.jp/news/20789/

(報告者:プロジェクトマネージャー 鈴木武二郎)

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– 京都世界水大賞2024の応募受付を開始しました。

京都世界水大賞は、2003年に第3回世界水フォーラムが日本で開催されたことを契機に京都市と世界水会議(WWC)により創設されました。この賞は、地域住民のために持続的な活動/取組みを行っている、優れた個人または組織を表彰し、水問題に関する優れた草の根活動を発展させることを目的としています。

2024年度には、インドネシア・バリでの第10回世界水フォーラムにおいて7回目となる授賞式が執り行われる予定です。授賞式開催に向け、日本水フォーラムでは2023年6月1日より応募受付を開始しているところです。

応募ガイドラインなどを以下に掲載しております。周囲の関係する機関や団体にご案内いただけますと幸いです。

▼応募フォームはこちら▼
https://form.jotform.com/Japan_Water_Forum/kyoto-prize-2024

(報告者:マネージャー 常宗勇太)

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– 京都世界水大賞 ロゴを作成しました。

第10回世界水フォーラムに向け、「京都世界水大賞」のロゴマークを作成しました。

 デザインは京都の伝統工芸である水引を使用し、雫の形を取り入れています。この水引には「大切な贈り物」という意味だけでなく、「つながり」という意味もあります。京都世界水大賞を通じて、水への思いが結ばれ、繋がってほしいという願いが込められています。 

ロゴの形状は、四つ葉のクローバーをイメージしたもので、4つの雫の形を重ねています。四つ葉のクローバーは幸運の象徴です。京都世界水大賞の取組みによって、水問題が解決していくことで、人々に幸せをもたらしたいという願いが込められています。

ロゴタイプの中で、Oの部分には水引のデザインが取り入れられています。また、OやAには正円が配置されています。これは、地球上に住むすべての存在が平等であることを表現しています。

使用ガイドライン等は以下のリンクよりご確認いただけます。

▼詳しくはこちら▼
https://www.waterforum.jp/news/20874/

(報告者:マネージャー 常宗勇太)

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– 京都世界水大賞2024 協賛募集のお知らせ ~授賞式はインドネシア!~

日本水フォーラムは今年度、世界水会議(World Water Council: WWC)及び京都市との共催で、「京都世界水大賞2024」を実施しています。多数の水関係者が注目する世界水フォーラムの機会を活用した、3年に一度の実施であり、今回で7回目を迎えました。

京都世界水大賞は、発展途上国の将来に資する水問題解決に向け、精⼒的な草の根活動に取り組む優秀な団体を顕彰し、広く世界に発信することで、草の根活動の重要性を訴えていくことを⽬的としています。

本賞の授賞式は、第10回世界水フォーラム(2024年5月、インドネシア・バリ)会場にて執り行う予定です。第10回世界水フォーラムの開催国インドネシアは、2003年の日本開催(琵琶湖・淀川流域)、2015年の韓国開催に次いで、日本の皆様にもご参画していただきやすい場所であり、また水に関する分野においても重要なマーケットです。

サステナビリティやCSR、またESGのお取組みの一環として、是非、本賞へのご協賛をご検討ください。

▼詳しくはこちら▼
https://www.waterforum.jp/news/20817/

(報告者:マネージャー 桑原清子)

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– 第10回世界水フォーラム 参加登録等について

3年に1回開催される、世界水フォーラムが、来年2024年5月18日から24日にインドネシア バリで開催されます。

今回も、政治プロセスやテーマ別プロセスなどの議論の場が設置されると共に、展示会(国別パビリオンや企業別パビリオンなどが設置される予定)が開催されます。 

参加登録及び参加登録料は、以下の第10回世界水フォーラムホームページ(英語)をご覧ください。
https://worldwaterforum.org/regnotice

なお、早期割引は2023年11月18日までとなっております。(2023年6月20日時点情報)

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– 第10回世界水フォーラム テーマ別プロセスのワーキンググループの関心表明募集について

第10回世界水フォーラムにおける、テーマ別プロセスのワーキンググループの関心表明募集が公開されました。

締め切りは、2023年7月1日(土)(中央ヨーロッパ時間)です。(6月11日締切から延長されました。)

詳細については、以下のウェブサイトをご覧ください (英語)
https://worldwaterforum.org/call-for-topic-coordination-group

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– 第10回 世界水フォーラム(インドネシア バリ)における展示会情報について

展示会情報についての詳細は、以下の第10回世界水フォーラム公式ウェブサイト(英語)をご参照ください。
https://worldwaterforum.org/exhibition

なお、国別パビリオンについて、これまで同様、官民合同の日本パビリオンの設置について検討が進められており、詳しいことがわかり次第、日本水フォーラムのウェブサイトなどでご案内していきます。

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– 「ユース水フォーラム2023」~次代を担う高校生世代の皆さんを応援しませんか!~

今、社会のあらゆる分野で、若者の参画の重要性が認識され、世代間で連携して社会を変革していこうとする試みがなされています。日本では第4回アジア・太平洋水サミットの開催(2022年4月、熊本市)を契機に、水の観点から持続可能な社会の実現に取り組む「ユース水フォーラム」がスタートしました。

「ユース水フォーラム」は、日本水フォーラムが2021年度から開始した、新たな人材育成事業です。その活動の核となるのは、高校生世代(15~18歳)を対象とした、水に関するテーマを英語で伝える3分動画の公募と、その動画作品を通じた情報・意見交換、学び合いです。

10年後、20年後の次代を担う高校生世代の皆さんを、一緒に応援しませんか?
サステナビリティやCSR、またESGのお取組みの一環として、「ユース水フォーラム2023」へのご協賛を、是非ご検討ください。

▼詳しくはこちら▼
https://www.waterforum.jp/news/20819/

(報告者:マネージャー 桑原清子)

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– ユース水フォーラム2023 動画募集開始しました!

ユース水フォーラムは、2023年6月1日に令和5年度動画募集を開始しました!

近年の気候変動とそれに伴う豪雨・豪雪や干ばつの被害など、水に関わる問題は多くあり、世界的に深刻になっています。水は、国連の持続可能な開発目標(SDGs)全体に関わる大切なテーマとなっており、また地域の歴史にも関係しています。水問題の解決には世代を超えた取組が必要です。

そこで、次世代を担う高校生世代の皆さんが作成した、水をテーマとした動画を募集します。身近な生活での水の出来事、水に関する研究、地域の水に関するボランティア活動や伝統行事、そして水に関する国際交流活動など、内容は自由です。

「ユース水フォーラム」への参加を通じて、水の未来を変える一歩を、一緒に踏み出していきませんか?

▼詳しくはこちら▼
https://www.waterforum.jp/news/20741/

(報告者:アシスタント・マネージャー 武石晃徳)

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・日本水フォーラムからの報告
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– パキスタン洪水被害緊急支援報告

パキスタン洪水被害緊急支援プロジェクトを行いました!

2022年6月から発生した大洪水により、パキスタンでは3,300万人もの人々が被災しました。日本水フォーラムはこの洪水により、水源施設が汚泥に埋もれ損傷する被害を受けた村落地域に対し、安全な飲料水の供給と衛生状況の改善のため、新たな手押しポンプ式井戸の整備などの支援を実施しました。

この支援は、国際貢献基金へのご寄付で実施することができました。寄付者の皆様に、心より感謝申し上げます。

プロジェクト名:パキスタン洪水の被災者を対象とした安全に管理された飲料水の供給
実施地:パキスタン北西部 カイバルパクトゥンクワ(KPK)州チャルサッダ地区ニサッタ
実施期間:2023年3月~2023年4月
現地実施団体:Shama Social Village Development Organization (略称: Shama)

▼詳しくはこちら▼
https://www.waterforum.jp/news/20827/

(報告者:プロジェクトマネージャー 鈴木武二郎)

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・掲示板コーナー
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【2024日本ストックホルム青少年水大賞】
主催:日本水大賞委員会(事務局:公益社団法人日本河川協会)
応募期間:令和5年4月1日~9月30日
URL:http://www.japanriver.or.jp/sjwp/index.htm

【第25回日本水大賞】
主催:日本水大賞委員会(事務局:公益社団法人日本河川協会)・国土交通省
応募期間: 令和5年7月7日~10月31日 (予定)
URL:http://www.japanriver.or.jp/taisyo/index.htm

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JWF News Vol. 229 令和5年6月21⽇発⾏
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皆様の安全とご健康を祈念申し上げます。
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