ストックホルム世界水週間でのセッション開催
Fostering Resilience: Bridging Gaps in Asia-Pacific Multi-Hazards Warning Systems
レジリエンスを育む: アジア太平洋地域のマルチハザード警報システムにおけるギャップを埋める
開催日時:8月26日 ストックホルム時間 9:00-10:30(日本時間16:00-17:30)
共催機関:APWF事務局・国際水管理研究所 (IWMI)・国連ハビタット(UN-HABITAT)・アジア開発銀行(ADB)
Room:C2 Level2・及び、オンライン
ーセッション概要ー
アジア太平洋地域の災害リスクに関する知識、モニタリング、準備、コミュニケーションにおける既存のギャップは、洪水や渇水対策に対する脆弱性を高めている。とりわけ、予測に関すること以上に、コミュニケーションや対応能力が課題となっている。
本セッションでは、各スピーカーが、先進事例を通じて、「すべての人に早期警報システムを」に関するギャップを埋めていくための戦略や手法を共有する。パネルディスカッションでは、事例を掘り下げ、実在の検討事項を探る。先進的手法事例が他のコミュニティの置かれた状況において機能していくためには、どういった施策が必要か、科学技術、政策・制度設計、キャパシティビルディング、多様な利害関係者間が協働していくためのメカニズム、ファイナンスの視点から議論する。さらに、ギャップを埋め、包括的で強靭な早期警報システムを導入・普及していくためのセクター横断的な枠組みを構築していく上での水セクターの役割についても議論する次第である。
ープログラムー
セッション概要紹介:日本水フォーラム・APWF事務局/日本水フォーラム 朝山由美子チーフマネージャー
基調講演:「すべての人に早期警報を」イニシアティブ アジア・太平洋地域での進捗
世界気象機関アジア・南西太平洋局Ben Churchill ディレクター
導入プレゼンテーション
- 国土交通省 河川計画課国際室 小浪尊宏室長
- 国際水管理研究所(IWMI)Giriraj Amarnath 災害リスク管理と気候レジリエンスに関する主席研究員
- 国連ハビタット:UBS東南アジア地域アドバイザ-/ラオス局長 Avi Sarkar博士
- アジア開発銀行 Lance Gore主席水資源スペシャリスト
パネルディスカッション (聴講者との質疑応答を含む)
パネリスト
- 世界気象機関アジア・南西太平洋局Ben Churchill ディレクター
- Alok Sikka, Country Representative – India, IWMI
- 国土交通省 河川計画課国際室 小浪尊宏室長
- 国連ハビタット:UBS東南アジア地域アドバイザ-/ラオス局長 Avi Sarkar博士
- アジア開発銀行 Lance Gore主席水資源スペシャリスト
- Mr. Viengxai Manivong, Deputy Director-General, Department of Meteorology and Hydrology, Lao People’s Democratic Republic (online)
- Ms. Shairi Mathur, Head of Office, UN Resident Coordinator’s Office in Lao PDR (online)
- Mr. Pranto Paul, World Youth Parliament for Water/ the Founder of Eco Prescription, Bangladesh
モデレーター
・ストックホルム環境研究所アジア支部 Thanapon Piman上席研究フェロー
・APWF事務局/日本水フォーラム 朝山由美子
(報告者: 日本水フォーラム チーフマネージャー 朝山由美子)