アクアプログラム2025-2026の中間報告です!

アクアプログラム2025-2026(バングラデシュ)

AMAMIZUタンク製造現場

1.事業地

バングラデシュ クルナ管区 バゲルハート県 モレルガンジ郡 バライクハリユニオン ウッター・スタロリ村 第5地区

バングラデシュ
クルナ管区。『←』はウッター・スタロリ村の位置

Created with mapchart.net

2.受益者数

約80人(18世帯)

3.現地パートナー団体

Skywater Bangladesh Ltd. https://skywaterbangladesh.com/home/

4.プロジェクト実施概要

1)実施地の水問題

クルナ管区バゲルハート県モレルガンジ郡はバングラデシュ国南西の沿岸部の農村地帯である。プロジェクト対象地はウッター(北)スタロリ村の第5地区(世帯数625、人口3,152人)である。この地区は、遠く離れたため池や井戸から汲んだ水や、水売りから購入した水に頼らざるをえない水問題がある。

2)実施事項
(1)スタッフオリエンテーション

2025年12月29・30日及び2026年1月3・4日にモレルガンジ郡の実施団体事務所にて、スタッフオリエンテーションを行った。参加者5人。

スタッフオリエンテーション
(2)ソーシャルマップの作成

ウッター・スタロリ村第5地区のある家の庭に住民を招き、ソーシャルマップを作成した。作成にあたってSBLは、ソーシャルマップの作成に必要な物品を準備して、ファシリテートした。

ソーシャルマップ作成
(3)146世帯以上に基礎情報調査

第5区146世帯以上を対象にインタビュー調査を行い、開始後2か月以内で完了した。ソーシャルマップと所得階層ランキング作成に参加した村人情報をもとに、各戸世帯訪問による情報照合を行い正確なデータを収集した。

基礎情報調査
(4)対象世帯の選定と同意取得

下記の選定基準に基づき、最貧困層および貧困層に分類される18世帯を受益者に選定した。受益者たちはAMAMIZUタンクやその水質についてよく知っており、すべての利用者から負担金を支払うことへの同意と設置への賛成を得られた。

① 0.5 キロ以上離れた水源へ水を汲みに行っている世帯

② 主な水源からの水汲み作業の担い手が女性及び・または少女(母・祖母・女子)の世帯

③ 飲料水量の確保が毎日の需要に対して不十分な世帯

④ 飲料水の水質が飲用には適切ではないとされる世帯

⑤ 飲料水を一年間通じて無料または支払える費用で、安全な水源から入手できない世帯

⑥ 安全な飲み水の確保について中央・地方政府や他のNGO等から支援を得ていない世帯

⑦ AMAMIZUタンクの設置に対し、3,000タカ(約3,900円)を負担することができる世帯

⑧ 自宅の屋根が雨水の集水に適している(茅葺ではない)世帯

(5)負担金回収とポーチについて

受益者との集会で総設置費用のうち、約15%(3,000タカ)をご負担いただくと提案すると、ほとんどの参加者より一括で支払えないとの発言があった。1〜2か月後ならば支払えるとの発言もあったので、希望者にはJWFから受け取った4℃のロゴが入ったポーチを配布してお金を貯める一助とした。2026年1月から4月の間に、負担金3,000タカ x 18世帯= 54,000タカは集められた。

(6)AMAMIZUタンクの製造

36基のAMAMIZUタンクが手順に従って製造された。2026年2月最終週に製造開始して、4月第3週に完成した。

AMAMIZUタンクの製造
(7)タンク設置用基礎床の建設

2026年5月第2週から開始。その前に各世帯へ資材搬送を行い、完了した。

(8)今後の予定
現地活動5月6月7月8月
タンク設置用基礎床の建設
AMAMIZUタンクの設置とシステム施工
システム施工後の維持管理トレーニング
フォローアップ家庭訪問
タンクごとの水質検査
経験や知識の共有ワークショップ
完了報告
【前記事】

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アクアプログラムと過去のプロジェクトについては、こちらをご覧ください。

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(報告者:プロジェクトマネージャー 鈴木武二郎)

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