京都世界水大賞2022 第9回世界水フォーラムで授賞式を開催しました!

授賞式での賞金ボード授与
左から日本水フォーラム参与橋本、受賞団体代表Adhikari氏、Panda氏、WWC副会長Kasumi氏

 2022年3月、第9回世界水フォーラムの閉会式において、50件の応募から大賞に選ばれた、インドの草の根団体「Pragati」へ、共催代表から賞金200万円が贈られました。同団体の太陽光を利用した、かんがい農業推進と安全な飲み水の確保のためのプロジェクトが、「伝統と革新の調和」と「文化とコミュニティに寄与し持続可能な活動」として高く評価されました。また、自然エネルギー活用により、水問題解決のみならず、環境負荷削減にも寄与されたことも受賞理由となりました。受賞挨拶として、Pragati のSecretary である、Prabhakar Adhikari氏がスピーチをしたほか、京都世界水大賞2012受賞団体Katosi Women Development Trustの代表として、コーディネーターのMargret Nakato氏が登壇し、草の根活動を通じたSelp-help(自立)を目指して、活動を維持し、発展させていくことの重要性を強調しました。壇上には主催者を代表し、日本水フォーラムの参与の橋本和司氏、WWCの副会長Asma al Kasmi氏が上がり、Pragati のAdhikari氏とExecutive DirectorのLuna Panda 氏へ賞金ボードが手渡され、その後、京都市長及びスポンサーを代表して、株式会社CBから寄せられたビデオメッセージを上映されました。

過去の受賞者によるスピーチ
受賞者によるスピーチ
記念撮影の様子
京都市長からのビデオメッセージ
ゴールドスポンサーからのビデオメッセージ
JAPAN Boothにて出演者全員での記念撮影

京都世界水大賞とは
京都世界水大賞は、途上国の水問題解決に向けて優れた活動を続ける草の根団体を顕彰する国際的な賞として、2003年に創設されました。以後、2006年から3年に1度開催される国際会議「世界水フォーラム」にあわせ、実施されています。
京都市と世界水会議により設立された京都世界水大賞は、第4回より世界水会議と日本水フォーラムが共催しています。

京都世界水大賞2022概要

・共催:日本水フォーラム、世界水会議(WWC; World Water Council)、京都市

京都世界水大賞2022協賛企業・団体

ゴールドスポンサー

スポンサー

川合鑿泉工業株式会社

・賞金:200万円

ご協賛いただいた企業・団体のみなさまをはじめ、最終審査委員会のみなさま、本大賞へ応募いただいた草の根団体など、多くの皆さまのご支援とご協力により本大賞を実施することができました。心より感謝申し上げます。

  

(報告者:マネージャー 吉井麗子)

 

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