
アクアプログラムとは
アクアプログラムとは、ジュエリーブランド『4℃』を展開する株式会社エフ・ディ・シィ・プロダクツと日本水フォーラムとの共同プロジェクトです。「水」を通じた社会貢献により、水に関する問題を抱える途上国の人々を支援し、「美しさ」と「ときめき」を届けることを目指して、2008年からキリバス、スリランカ、バングラデシュで活動を実施しています。 2017年からは行政による水道サービスのないバングラデシュ沿岸部農村地帯のモレルガンジ郡の集落で、雨水貯留システムAMAMIZUタンクの設置による水へのアクセス確保に継続的に取り組んでいます。
▼アクアプログラム オフィシャルウェブサイト▼
アクアプログラムはSDGsの達成に貢献しています。




4℃アクアプログラム2025-2026の概要
1)実施地
バングラデシュ クルナ管区 バゲルハート県 モレルガンジ郡 バライクハリユニオン ウッタースタロリ村 第5地区


『←』はウッタースタロリ村の位置
2)実施期間
2025年12月~2026年8月
3)現地パートナー団体
Skywater Bangladesh Ltd.
https://skywaterbangladesh.com/home/
4)実施地の水問題
クルナ管区バゲルハート県モレルガンジ郡はバングラデシュ国南西の沿岸部の農村地帯で、人口約30万人です。モレルガンジ郡バライクハリユニオンには3つの村があり、プロジェクト対象地はウッター(北)スタロリ村の第5地区(世帯数625、人口3,152人)です。この地区では、遠く離れたため池や井戸から汲んだ水や、水売りから購入した水に頼ってきました。水汲みは特に女性や女子児童にとって重労働です。毎日、家事や教育に充てるべき時間が水汲みに割かれています。また、せっかく入手した水でも水質が良好ではないため、下痢症などの病気になる人も多くその治療費も世帯にとって経済的な負担となっています。
アクアプログラムでは2016年から2024年までの9年間でバゲルハート県ゴアルバリア村とウッター・スタロリ村の355世帯受益者数1,649人に雨水貯留システムAMAMIZUタンクを設置して参りました。お陰様で、ウッター・スタロリ村第4地区では世帯数約630のうちAMAMIZUタンク設置可能とされた上限の300世帯まで支援できました。
5)実施内容
第5地区約150世帯を調査して、雨水を貯留して飲み水用に利用できるAMAMIZUタンクシステムを18世帯に設置します。また、住民自身が設置した雨水貯留施設の維持管理をできるように、AMAMIZUタンク利用と維持管理のためのトレーニングを実施します。
【実施事項】
- 第5地区約150世帯基礎情報調査
- 適格な世帯への雨水貯留システムAMAMIZUタンクの設置
- 雨水貯留システムの利用と維持管理に関するトレーニングの実施
- 前回までの雨水貯留システム導入世帯から新規導入世帯へむけた、知識と経験の共有ワークショップ
- フォローアップ(利用と維持管理についての状況確認と指導、システムに貯まった雨水の水質検査)
6)受益者数
18世帯 約80人
7)期待される効果
- 特に女性や子どもたちが、水汲みの負担から解放される
- 雨水を活用して農村地域の人びとが安全な飲み水を利用できるようになる
- 水の購入にかかる費用や水に起因する病気が削減される
【昨年実施したアクアプログラム2024-2025の受益者様】


【前記事】
▼2026.2.17 アクアプログラム2024-2025が完了しました!▼
https://www.waterforum.jp/news/24074/
アクアプログラムと過去のプロジェクトについては、こちらをご覧ください。
https://www.waterforum.jp/what-we-do/yondoshi/
(報告者:プロジェクトマネージャー 鈴木武二郎)
