アクアプログラム2024-2025が完了しました!

第5地区の受益者母子とAMAMIZUタンク

アクアプログラム2024-2025とは

アクアプログラムは、ジュエリーブランド『4℃』を展開する株式会社エフ・ディ・シィ・プロダクツと日本水フォーラムとの共同プロジェクトです。

「水」を通じた社会貢献により、水に関する問題を抱える途上国の人々を支援し、「美しさ」と「ときめき」を届けることを目指して、2008年のプロジェクト開始から、これまでキリバス、スリランカ、バングラデシュで活動を展開。2017年からは水問題に苦しむバングラデシュの沿岸部農村地域を対象に、継続的に活動を実施しています。

アクアプログラム2024-2025では新たにウッター・スタロリ村第5地区の25世帯を対象として、雨水を貯留するAMAMIZUタンクを設置し、併せてこの設備の維持管理のためのトレーニングなどを行いました。

▼アクアプログラム オフィシャルウェブサイト▼

アクアプログラムは下記のSDGs達成に貢献しています。

2.アクアプログラム2024-2025の概要

1)プロジェクト名

アクアプログラム 2024-2025

2)実施地

バングラデシュ クルナ管区 バゲルハート県 モレルガンジ郡 バライクハリユニオン ウッター・スタロリ村第5地区

バングラデシュ
クルナ管区。『←』はウッター・スタロリ村の位置

Created by Mapchart

3)受益者数

25世帯、102人

4)実施期間

2024年10月~2025年10月

5)現地パートナー団体

Skywater Bangladesh Ltd.

https://skywaterbd.com/site

6)実施地の水問題

本プロジェクトの対象地であるモレルガンジ郡には、水道がなく、住民たちは生活用水や飲み水をため池や井戸から汲んだ水や、水売りから購入した水に頼っています。

水汲みは特に女性や子どもたちにとって重労働となり、水の購入費用は家計を圧迫しています。また、汚染された水源が原因で下痢などの水系感染症にかかる住民も多く、治療の費用がさらなる負担となっています。

7)実施内容
  • 第5地区全集落基礎情報調査
  • 25世帯への雨水貯留システムAMAMIZUタンクの設置
  • 雨水貯留システムの利用と維持管理トレーニングの実施
  • 雨水貯留システム導入済世帯(第4地区)と新規導入世帯との知識と経験の共有ワークショップ
  • フォローアップ(利用と維持管理についての状況確認と指導、システムに貯まった雨水の水質検査)
8)期待される効果
  • 特に女性や子どもたちが、水汲みの負担から解放される
  • 新たに第5地区の25世帯が雨水を活用して安全な飲み水を利用できるようになる
  • 水の購入にかかる費用や水に起因する病気が削減される

3.アクアプログラム2024-2025現地写真

ソーシャルマップ準備
第5地区ソーシャルマップ作成
基礎情報調査
AMAMIZUタンクの製造
基礎床建設
AMAMIZUタンクの搬送
AMAMIZUタンクの設置
清掃実演(維持管理トレーニング)
清掃実演(維持管理トレーニング)
受益者世帯へのフォローアップ訪問

4.アクアプログラム2024-2025 受益者の声

Rojina Begumさんとお子さん

Rojina Begumさんは、ウッター・スタロリ村の第5地区に夫、2人の子ども、そして半身麻痺となった義父と共に暮らしています。夫はバイクの運転手で、家族の唯一の収入源です。収入が限られているので、この世帯は長い間、基本的な生活水準を維持することさえ苦労してきました。

12年以上もの間、Rojinaさんは毎日、約1.5キロメートル離れた共同の池から飲み水を汲んでいました。しかし、安全とはいえないため池の水を使っていたので、この家族では下痢やその他の水系感染症が頻繁に発生していました。病気にかかるということは収入の減少を意味していて、治療をしなかったこともしばしばありました。

1日2回の水汲みは、Rojinaさんの時間と労力を大きく使っていました。その結果、子どもの教育の十分な支援や麻痺した義父の世話を適切にできませんでした。教育をしなければ貧困の連鎖が続いてしまうとわかっていたので、彼女は子どもたちの将来を深く心配していました。

あるとき近所の人からAMAMIZU雨水貯留システムについて話を聞いてから、Rojinaさんと夫は1年以上かけて少しずつ貯めたお金で負担金を支払い、SBLによるアクアプログラムに登録しました。今回の雨季のはじめに、この世帯はAMAMIZUタンクを受け取ることができました。

それからというもの、この家族は安全な雨水を飲むようになって、病気は減り、医療費もかからなくなりました。今のRojinaさんは、子どもの世話や学業の支援により多くの時間を使えるようになりました。彼女は、教育を通じて子どもたちにより良い未来を提供してあげようと夢を見られるようになりました。

Rojinaさんは株式会社ヨンドシーホールディングスと日本水フォーラムの支援によって彼女の家族は安全な飲み水を使えるようになったと受け止めており、心から感謝の意を表しました

5.御礼

アクアプログラム2024-2025は株式会社ヨンドシーホールディングス及び株式会社エフ・ディ・シィ・プロダクツ、活動に参加された世帯、実施地の地方行政関係、現地パートナー団体のみなさまのご支援とご協力を賜りました。一部の活動については予定通りに完了できなかったところもあり、深くお詫びいたします。また、実施期間の多くが2025年でしたので、今回のご報告よりプロジェクト名をアクアプログラム2024からアクアプログラム2024-2025へと変更しました。本プロジェクトを実施・完了できましたことを、心から厚く御礼申し上げます。

【前記事】

▼2024.11.28 4℃との共同プロジェクト、アクアプログラム2024を開始しました!▼

https://www.waterforum.jp/news/22613/

▼アクアプログラムについて▼

https://www.waterforum.jp/what-we-do/yondoshi/

(報告者:プロジェクトマネージャー 鈴木武二郎)

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