APWF第27回執行審議会を開催しました

 2021年10月20日、日本水フォーラムが事務局を務めるアジア・太平洋水フォーラム(Asia-Pacific Water Forum: APWF)は第27回APWF執行審議会をオンラインで開催しました。執行審議会には、APWFメンバー機関のほか、第4回アジア・太平洋水サミット(APWS)を共催する熊本市等、国内外の関係機関48名が参加しました。

 APWF執行審議会ラビ・ナラヤナン議長、及び、チャンファ・ウー副議長による進行のもと、APWF事務局は、2022年4月23-24日に開催される第4回APWSの現段階の準備案を共有し、第4回APWSの会議構成や、テーマ別議題案、第4回APWS成果文書の骨子案、及び、全体会合における議論と分科会のつなげ方に関して、参加者と議論を交わしました。

 また、第4回APWSを見据えたAPWFメンバーからのイニシアティブとして、世界水パートナーシップ(GWP)東南アジア提案の「水の安全保障オープンプログラム」、及び、UNESCOアジア・太平洋地域科学委員会提案の「水循環管理の観点から見た水関連のSDGs評価報告書」のアップデートを共有し、メンバー、及び、関係機関から更なる協働を呼びかけました。

 日本水フォーラムは、今後も国内外の多様な関係機関と協働し、第4回APWS開催の準備を進めていきます。第4回APWSを開催し、コロナ禍からの復興において、水の観点から強靭で包摂した持続可能な成長に向けた先進的な解決策を共有し、首脳級の政策決定をサポートできるよう努めます。 

(報告:マネージャー 朝山由美子)

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