ニュースレター

2018年08月22日

ニュースレター アジア・太平洋水サミット アジア・太平洋水フォーラム チーム水・日本/水の安全保障戦略機構 JWFファンド 叡智の発信

JWF News 8月号 【公募開始!】第4回アジア・太平洋水サミット開催地

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【JWF News Vol. 166】【公募開始!】第4回アジア・太平洋水サミット開催地
2018年8月22日発行

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◇目 次◇

・巻頭言 見えないもの

・日本水フォーラムからのお知らせ
-【公募開始!】第4回アジア・太平洋水サミット開催地

・日本水フォーラムからの報告
- APWF第22回執行審議会を開催しました
- ドゥシャンベ会議 参加報告
- <SDGsを企業戦略に!>第1回JWFコミュニケーション・ラウンジ2018を開催しました
- スマートエンジニアリングTOKYO2018 セミナーを開催しました
- 第42回 水の週間「水のワークショップ・展示会」でワークショップを実施しました
- JWFファンド2018 経過のご報告

・採用情報
- アシスタント・マネージャー募集

・活動へのご支援・ご協力のお願い

・掲示板コーナー

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・巻頭言 見えないもの
代表理事 竹村公太郎

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構造から機能へ
土木工学を専攻して以来、半世紀以上になります。土木技術者として前半の25年間は、先輩たちが計画した3つのダムを造ることに邁進しました。心の迷いはなく、屈託のない時間でした。

人生の折り返しの時期、ダム建設の現場から離れ、反対運動で日本をにぎわせていた長良川河口堰事業に投入されました。構造物を造る世界から、インフラの必要性を説明する世界に入ったのです。

インフラの説明では、インフラの機能を説明しなければなりません。構造の説明はできますが、機能の説明は難しいのです。長良川河口堰の場合も、構造の説明は簡単です。しかし、この堰の機能を説明するのは容易ではないのです。治水、水資源開発そして環境保全の機能を説明しなければなりません。その地方の地形、気象、経済の歴史と未来の発展の観点から分かりやすく説明する工夫が必要となります。

インフラの機能を説明する悪戦苦闘が、数年間に及ぶ長良川河口堰事業でした。

インフラ・ストラクチャーとは下部構造
長良川河口堰事業に従事してから3年後、私は当時の建設省近畿地方建設局にいました。任務は、河川だけではなく道路、公園、営繕の幅広いインフラ整備の推進でした。スピーチの機会も多く、インフラの重要性を何度も述べることとなりました。

スピーチを繰り返しているうちに、ふっと自分が使っている「インフラ」という言葉が気になりました。慌てて英和辞書を引いてみました。そこには「下部の」という言葉があったのです。

改めて確認しましたが、インフラ(Infra)・ストラクチャーとは「下部構造」でした。
下部構造には、その上には何かがあり、その上にあるものを支えているはずです。

社会のインフラの上にあるものは、国民の様々な活動です。製造、商業、金融、法律、医療、教育、芸術、芸能、娯楽、スポーツ、環境活動などです。つまり、人間が行うあらゆる社会活動です。その上部活動を支えているのが下部構造となります。

見えないもの
さらにインフラ(Infra)の項を英和辞書で追いました。「インフラ・レッド(Infra Red)」つまり「赤外線」がありました。赤外線は光の波長としては存在していますが、人間の目には見えない低い周波数の光線です。

さらに辞書を追うと、「インフラ・ソニック(Infra Sonic)」がありました。それは「不可聴音」という意味でした。音波としては存在しているが人間には聞こえない低い周波数の音です。

私の目から鱗がポロリと落ちていきました。「インフラ」という言葉は「人には見えない、人には聞こえない」という意味があったのです。
「インフラ・ストラクチャー(Infra Structure)」は、「人々には見えない構造物」となります。

上部構造の舞台で芝居をする人々は、舞台の下部を見ることはありません。もちろん、芝居の観客は舞台の下部は見えません。見ないインフラ、見えないインフラを理解できないのは当然です。

説明していなかったこと
このことに気が付くと、次々と反省がよみがえってきました。
「インフラの説明をする時に、その構造を説明し過ぎたのではないか」、「下部構造が上部を支えている機能を説明したか」、「インフラと社会活動の密接な関係を説明してきたか」 

人々があることを理解するのは、自分の生活の場であり、自分が歩んできた人生の中です。自分の人生が、足元の土台に支えられていることを説明されない限り、人々は足元の土台を理解することはありません。

インフラの説明とは、見えない土台の説明となります。見えないモノの説明は、高度な知的作業となるのです。

私はインフラに人生を投入しました。その最終コーナーを曲がったところで、やっとそのことに気が付きました。

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・日本水フォーラムからのお知らせ

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-【公募開始!】第4回アジア・太平洋水サミット開催地

日本水フォーラムが事務局を務めるアジア・太平洋水フォーラム(APWF: Asia-Pacific Water Forum)は、2020年に開催予定の、第4回アジア・太平洋水サミット(4th APWS)を、ホストする意欲のある国・都市の募集を開始しました。

▼詳しくはこちら▼
http://www.waterforum.jp/all/info/2018/0803/?p=9768

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・日本水フォーラムからの報告

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- APWF第22回執行審議会を開催しました

2018年7月12日、日本水フォーラムが事務局を務めるアジア・太平洋水フォーラム(以下「APWF」)は、シンガポール公益事業庁(PUB)が有する研究開発センター〝WaterHub”において、執行審議会を開催しました。
本執行審議会は、第3回アジア・太平洋水サミットおよび第8回世界水フォーラムのアジア太平洋地域プロセスの成果を踏まえ、APWFの今後3年間の活動の枠組みについて話し合い、同意を得ることを主たる目的として、ラビ・ナラヤナン議長、及び、チャンファ・ウー副議長が議事を進行しました。

▼詳しくはこちら▼
http://www.waterforum.jp/all/policy_recommendations/2018/0822/?p=9896

(報告者:マネージャー 朝山由美子)

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- ドゥシャンベ会議 参加報告

アジア・大洋水フォーラム(APWF)の事務局を務める日本水フォーラム(JWF)は、政策提言活動の一貫として、水の国際行動の10年『持続可能な開発のための水(2018-2028)』に関するハイレベル会議(“ドゥシャンベ会議”)に参加しました。ドゥシャンベ会議は、2018年6月20から22日にかけて、タジキスタンの首都ドゥシャンベにて、国連とタジキスタン政府の共催により開催されました。

最終日に発表された「ドゥシャンベ宣言」には、「水循環」「水分野への投資の倍増」といった、第3回アジア・太平洋水サミットの宣言文「ヤンゴン宣言」の趣旨も盛り込まれました。

▼詳しくはこちら▼
http://www.waterforum.jp/all/policy_recommendations/apws/2018/0820/?p=9858

(報告者:マネージャー 石原小枝)

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- <SDGsを企業戦略に!>第1回JWFコミュニケーション・ラウンジ2018を開催しました

本年度、日本水フォーラムは、「水の観点から、持続可能な社会に向けて取り組む」を大きなテーマに掲げてJWFコミュニケーション・ラウンジを開催します。

 その第1回目として、7月27日、タジキスタン大使館との共催により、「SDGsを企業戦略に ~国際社会の潮流と日本の動向~「国連 水の国際行動の10年」と「SDGsゴール6達成」に向けて」というテーマでラウンジを開催しました。

▼詳しくはこちら▼
http://www.waterforum.jp/all/policy_recommendations/apws/2018/0803/?p=9789

(報告者:アシスタント・マネージャー 加藤直実)

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- スマートエンジニアリングTOKYO2018 セミナーを開催しました

2018年7月18日(水)から3日間、東京ビッグサイトにて、スマートエンジニアリングTOKYO 2018 (主催:一般社団法人 日本能率協会)が開催されました。その中で、「水の安全保障戦略機構」は、水イノベーション セミナーを行いました。

「チーム水・日本」の行動チームとして、水循環に関わる多種・多様な課題に取り組んでいる、一般社団法人 環境地水技術研究会 長谷川 泰彦 氏による、テーマ「人類・地球の持続可能性に見る 健全な水循環回復 への取組み」を講演しました。

▼詳しくはこちら▼
http://www.waterforum.jp/all/transmitting_japanese/2018/0720/?p=9706

(報告者:マネージャー 野口淳)

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- 第42回 水の週間「水のワークショップ・展示会」でワークショップを実施しました

東京国際フォーラムが主催する「キッズジャンボリー2018」に、第42回「水の日」・「水の週間」中央行事の一環である「水のワークショップ・展示会」が出展されました(8月14日(火)~8月16日(木))。水の週間実行委員会の委員である日本水フォーラムは、その中で、ワークショップ「クイズと実験で雨と水のふしぎを知ろう!」を実施しました。

▼詳しくはこちら▼
http://www.waterforum.jp/all/capacity_development/2018/0822/?p=9922

(報告者:マネージャー 桑原清子)

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- JWFファンド2018 経過のご報告

JWFファンドは、日本水フォーラムの会費や、一般の方から寄せられた寄付により運営されています。
本年は2ヶ月の募集期間に、水供給や水と衛生、水災害関連の活動について、41カ国から408件の応募が寄せられました。現在、9月中旬の採用案件決定に向けた審査を実施しております。

情報は随時ウェブページで公開いたしますので、今後とも現場の課題と活動にご関心をお寄せいただきますよう、どうぞよろしくお願いいたします。

▼JWFファンドについてはこちら▼
http://www.waterforum.jp/jp/what_we_do/grass_roots_projects/jwf
(報告者:マネージャー 郡司 晃江)

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・採用情報

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-アシスタント・マネージャー募集

現在日本水フォーラムでは、アシスタント・マネージャーを募集しております。
日本水フォーラムのミッションとビジョンを理解し、地球上の水問題解決に貢献したいという、強い意志をお持ちの方のご応募をお待ちしています。
ご質問等、お気軽にE-mail (recruit[at]waterforum.jp)またはお電話にてお問い合わせ下さい。
※[at]をアットマークに変えて送信してください。

▼募集内容の詳細はこちら▼
http://www.waterforum.jp/all/recruit/2018/0625/?p=4234?tag=jp,rep_jp

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・活動へのご支援・ご協力のお願い

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日本水フォーラムは、皆様の会費及び寄付等によって国内外の水問題解決に向けた活動を行っております。
日本水フォーラムの活動を支援していただける会員を募集しております。
水問題解決に向けた持続可能な取組みを行うために、皆様の温かいご支援をなにとぞよろしくお願いいたします。

▼会員募集の詳細はこちら▼
http://www.waterforum.jp/jp/get_involved/

日本水フォーラムは、国内外の水問題解決に向けて分野問わず幅広い方々と協働で活動を展開しています。
日本水フォーラムの活動にご協力いただける方、ご興味のある方は以下よりお問い合わせください。

▼問い合わせ先はこちら▼
TEL: 03-5645-8040
E-mail: news[at]waterforum.jp
※[at]をアットマークに変えて送信してください。

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・掲示板コーナー

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【第26回リバーフロント研究所研究発表会】
主催:公益財団法人リバーフロント研究所
日時:2018年9月14日(金)
場所:日本橋社会教育会館8階ホール
http://www.rfc.or.jp/

【第197回河川文化を語る会】船上講演会『川から見る東京・2018』
主催:公益社団法人日本河川協会
日時:2018年9月19日(水)、10:00~15:30(2回開催)
場所:東京
http://www.japanriver.or.jp/kataru/kataru_index.htm

【第11回水道技術国際シンポジウム】
主催:第11回水道技術国際シンポジウム実行委員会
日時:2019年7月9日(火)~11日(木)
場所:パシフィコ横浜 会議センター
https://water2019.jp

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▼過去のJWF Newsはこちら▼
http://www.waterforum.jp/jp/news/newsletter

※掲示板への掲載希望、JWF News配信停止・変更、その他ご意見・ご要望は、下記アドレスまで

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JWF News Vol.166 平成30年8月22日発行
特定非営利活動法人日本水フォーラム
〒103-0015 東京都中央区日本橋箱崎町5-4 アライズ第2ビル6階
TEL: 03-5645-8040 FAX: 03-5645-8041
E-mail: news[at]waterforum.jp URL: http://www.waterforum.jp
※[at]をアットマークに変えて送信してください。

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