第1回アジア・太平洋水サミット; アジア・太平洋地域の水問題

1. 水供給と衛生
2. 水と災害
3. 水と食料



1. 水供給と衛生

- アジア・太平洋地域で安全な飲料水にアクセスできない人は7億人(2004年)

- アジア・太平洋地域で基本的な衛生設備にアクセスできずにいる人は19億人(2004年)

- アジア地域がミレニアム開発目標(*1)(*2)を達成した場合でも安全な飲料水、基本的な衛生設備にそれぞれ6億人15億人がアクセスできない見込み


*1 ミレニアム開発目標とは、2000年に国連がまとめた2015年までに国際社会が達成すべき目標です。水に関する目標として「2015年までに、安全な飲料水及び衛生施設を継続的に利用できない人々の割合を半減する」というものがあります。

*2 ミレニアム開発目標では割合の半減を目標にしているため、人口が増加すると実数はそれほど減少しません。


安全な飲料水を継続的に利用できない人

基本的な衛生設備を継続的に利用できない人

※2015年はミレニアム開発目標達成を仮定


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2. 水と災害

- 水災害による死者数の80%以上がアジア・太平洋地域に集中


水災害による死者数

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3. 水と食料

- 全水利用のうち世界では約70%、アジア地域では80%以上が農業用水(出典:国際食糧農業機関

- 世界の灌漑面積の約70%は、アジア・太平洋地域が占める(出典:国際食糧農業機関)

- 途上国で不十分な栄養状態にある人は8億人以上で、その60%以上をアジア・太平洋地域が占める

- アジアでは2050年には人口が約60億人に達することが予測され、人口増加による食料問題の深刻化が予測される

- より少量の水による農業生産を可能とする技術開発が必要


栄養が十分でない人の数


関連情報:
 ミレニアム開発目標(国連開発計画)
 ミレニアム開発目標(外務省)
 Meeting the MDG drinking-water and sanitation target(WHO:世界保健機関)
 EM-DAT(Emergency Disasters Data Base)
 The state of food insecurity in the world(FAO:国際食糧農業機関)
 World Population Prospects: The 2004 Revision Population Database
 「小さな"Case"の大きな可能性」~究極の水循環で90億人の食を守る~」