国際衛生年フォローアップ会議・フィールドビジット

1. 開催目的
 国際衛生年フォローアップ会議の参加者を対象に、
 
  • ハイテク・最新技術を応用した衛生施設を紹介するものではなく、中小規模の町・地域で人口が急増していく中での「適正技術」を紹介する。そのため、訪問する施設は中小規模で、過去50年間に急激な人口増加を経験している地点とする。
  • 日本独自の水質浄化システムである「浄化槽」について知見を紹介する。
  • 限られた予算の中で、急激な人口増加に対しどのような技術の組み合わせで対応するかの検討に資する実例を紹介する。

  • 2. 開催概要
      (1)日時 平成22年1月25日(月)9:45~18:00

    (2)訪問箇所
    ・さいたま市大宮南部下水処理センター(下水処理場)
    ・さいたま市大宮南部浄化センター(し尿処理場)
    ・ニッコー株式会社の浄化槽工場(埼玉県行田市)
    ・浄化槽設置現場
    訪問先選定の考え方:途上国での適用を視野に入れ、急激な人口増加・都市化し、都市化に伴い下水・し尿等の処理方法が段階的に変化している地域の中規模の施設を選定。選定されたさいたま市は、1960年頃に40万人程度だった人口が、その後急増し、現在では120万人を超えている。また、都市化に伴い、バキューム・カーによる汲み上げが下水道に置き換わるなど、段階的に処理方法が変化している。
    (3)主催
    特定非営利活動法人日本水フォーラム

    (4)協力
    環境省、国土交通省、さいたま市、ジャパン・サニテーション・コンソーシアム(五十音順)

    (5)参加者
    15名


    3. 下水処理場、し尿処理場
     さいたま市の下水処理場および隣接するし尿処理場を訪問。各処理プロセスの水質、処理設備の運営コスト、設備形成コスト等に関して多くの質問が寄せられた。


    大宮南部下水処理センター(下水処理場)

    バキュームカーからの吸上設備膜装置の説明風景
    大宮南部浄化センター(し尿処理場)

    4. 浄化槽工場、浄化槽設置現場
     行田市で浄化槽製造を手がけているニッコー株式会社様及び浄化槽が設置されている近隣の一般家庭の協力を得て、浄化槽の製造現場、実際の浄化槽運用状況を紹介した。製造原価、処理能力等の、実際に途上国で導入した場合を想定した質問が数多く寄せられた。


    製造工場製造工場一般家屋に設置された浄化槽




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