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(最終更新日:平成25年8月29日)

世界を変えるトイレプロジェクト(仮称)第一弾企画
セミナー「世界を変えるトイレ・イノベーション」参加者募集

 世界では、今も25億人もの人々が、家にトイレが無い生活をしていると言われています。
 トイレの不備は、開発途上国に暮らす多くの子供たちの命を奪う病気を引き起こし、また、学習の機会を奪う要因となるなど、人としての尊厳や貧困問題に深く関わるテーマです。さらには、水資源・水辺など、人類全体の宝ともいえる大切な自然環境の汚染にもつながり、先進諸国に暮らす人々にとっても見過ごすことのできない問題となっています。

 また、日本は、平成7年の阪神・淡路大震災、一昨年の東日本大震災に見られるように、先進国と呼ばれるようになった現在において、トイレが使えないという状況を経験した国でもあります。
 日本水フォーラムは、開発途上国におけるトイレの普及を後押しすることは、途上国の人々の暮らしを改善するだけでなく、かけがえのない私たちの星、地球全体の自然環境を守ることにつながり、「すべての人々の幸福なくらしと持続可能な社会」を作る鍵であると考えています。

  良好な衛生環境を維持し続けることがいかに大切なものか、わが身をもって知る私たちに、
  ミレニアム開発目標(MDGs)※の達成期限があと2年に迫る中、今なお基本的な衛生施設すら持たない人々のために何ができるか?
  MDGsのさらに先にある持続可能な社会の実現に向けて、私たちの力で取り組めることはないのか?

 そんな思いで「世界を変えるトイレプロジェクト(仮称)」を立ち上げ、「世界のすべての人にトイレのある暮らしを」をテーマに、開発途上国の社会問題とも言うべきトイレ・衛生の問題の改善に向けた複数の企画を連続して実施します。

  今回は、このプロジェクトの第1弾として、途上国の衛生施設普及における革新的な取り組みに焦点を当てたセミナーを開催します。先ごろ国連総会で正式に承認された「世界トイレの日(11月19日)」の提唱者でもある、世界トイレ機関ジャック・シム氏や、途上国特有の様々な制約条件の中でも普及が可能な画期的なトイレの開発を支援しているビル&メリンダ・ゲイツ財団カール・ヘンスマン氏という、この分野での第一人者をお招きし、参加者の皆様と一緒に、トイレ・衛生の問題にいかに取り組んでいくべきかについて考えていきたいと思います。
 多くの皆様のご参加をお待ちしております。

1.開催概要

目的 ・途上国の衛生問題解決に向けた取り組みの促進
・日本の衛生関連プロジェクトの実施者に新たな刺激を与えること
主な対象 ・トイレ等の衛生施設普及や、衛生啓発活動等に取り組む日本の企業、NGO・NPO、社会企業家等
・社会的な課題の解決や国際協力に関心のある方(学生含む)
開催日時 平成25年9月20日(金)10:00~12:10
(参加者交流会:12:30~13:30)
主催 特定非営利活動法人 日本水フォーラム
会場 アジア開発銀行研究所 会議室
〒100-6008 東京都千代田区 霞ヶ関3-2-5霞ヶ関ビル8 階
(霞が関ビルアクセス:http://www.kasumigaseki36.com/access/
定員 80名
言語 日英同時通訳
参加費 セミナー参加費:無料
参加者交流会参加費(昼食付き):1,500円
参加申込み 参加申込用紙に必要事項を記入し、平成25年9月16日(月)までに、E-mail (2013symposium@waterforum.jp) 、FAX (03-5645-8041)、または郵送にて、お申込みください。
» Word版(185KB)
» PDF版(371KB)
お問合せ・お申込み先 特定非営利活動法人日本水フォーラム
〒103-0015 東京都中央区日本橋箱崎町5-4 アライズ第2ビル6階
TEL: 03-5645-8040 FAX: 03-5645-8041
E-mail: 2013symposium@waterforum.jp
担当: 浅井、横山

2.プログラム(予定)

10:00~10:10 開会挨拶・世界の衛生問題の現状
 特定非営利活動法人 日本水フォーラム 事務局長 竹村公太郎
10:10~10:40 基調講演1「世界トイレの日とトイレ普及の新しい形(仮題)」
 世界トイレ機関創設者 ジャック・シム氏
10:40~11:10 基調講演2「革新的トイレコンテストを通じたトイレ・イノベーション(仮題)」
 ビル&メリンダ・ゲイツ財団 カール・ヘンスマン氏
※ビデオ会議システムを通じて生出演予定
11:10~11:40 Q&Aセッション 「トイレで世界を変えるには?」
11:40~12:10 今後の「世界を変えるトイレプロジェクト(仮称)」のご案内
 特定非営利活動法人 日本水フォーラム
12:30~13:30 参加者交流会(昼食付き、立食形式)

※本セミナーは、トイレ・衛生分野でご活躍される企業・団体の方々や、途上国の社会問題に関心のある方々のための交流の場としたいと考えており、セミナー後には交流会を開催いたします。

<講師等紹介>
世界トイレ機関 ジャックシム氏
 シンガポールに本拠を構える「世界トイレ機関(WTO)」の創設者。革新的な発想とアプローチで、トイレに関するタブーを打破し、衛生問題に取り組む。この分野において世界を牽引するリーダーの一人であり、通称「The Toilet Man」。
  「世界トイレサミット」などの提言活動や、「世界トイレ大学」での人材育成に取り組む世界トイレ機関は、近年では、「SaniShop」という、途上国におけるトイレ普及のための革新的な社会起業家フランチャイズモデルを開発・展開し、カンボジア、ベトナム、インド、南アフリカで成功を収めている。また、同機関が提唱していた「世界トイレの日」(11月19日)は、今年、国連総会において正式に承認された。

ビル&メリンダ・ゲイツ財団
 ビル&メリンダ・ゲイツ財団は、マイクロソフトの創始者、ビル・ゲイツと妻メリンダによって2000年に創設された慈善基金団体。地球上の全ての人々が健康で生産的な生活を送るために、テクノロジーの革新と市場の発展を促進する数々の事業を行っている。その活動の1つとして世界の健康・衛生向上のための新しいトイレを創りだすことを目的に2011年からスタートした'Reinvent the Toilet Challenge'は、世界中のエンジニアからアイディアを募り、革新的なプロジェクトを発掘・支援してきた。
[これまでの支援プロジェクト例]
 ・太陽光を用いて排泄物から水素や肥料を生成する、カリフォルニア工科大学の「Solar power toilet」
 ・水・エネルギーを用いず排泄物を処理・資源化を可能とする、イギリスのクランフィールド大学の、「Nano Membrane Toilet」

※ミレニアム開発目標
2015年までに国際社会が開発途上国の問題解決のために掲げた共通の目標。衛生分野では、1990年比で基本的な衛生施設(トイレ)を継続的に利用できない人を半減させることを目標に掲げているが改善が遅れている。目標達成のためには、これから2015年までに毎日66万人のペースで基本的な衛生施設(トイレ)を利用できるようにするスピード感が求められている。

※このシンポジウムは、一般財団法人地球産業文化研究所の愛・地球博成果継承発展助成事業により実施しています。

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