イベント情報

お知らせ


第7回世界水フォーラムにおける
アジア太平洋地域プロセス

第7回世界水フォーラム(2015年4月、韓国)にて、日本水フォーラムは、アジア・太平洋水フォーラム(APWF)事務局として、アジア太平洋地域のコーディネーターを務めました。

【 アジア太平洋地域最終セッションの運営 】
第7回世界水フォーラムは大きく分けて4つのプロセス(テーマプロセス、政治プロセス、地域プロセス、科学技術プロセス)から構成され、地域プロセスは、アジア太平洋地域、アフリカ地域など、7つの地域に分けられました。
アジア太平洋地域プロセスは、11個のセッションングループ(例:水と都市、水とグリーン成長など)があり、テーマ/課題ごとに問題解決のための議論を行いました。各セッションの成果は、フォーラムの終盤で行われた「アジア太平洋地域最終セッション」で更に深く議論され取りまとめられました。 日本水フォーラムはAPWF事務局として、また地域コーディネーターとして、「アジア太平洋地域最終セッション」の運営を行いました。
» 最終セッションプログラム
» 最終報告書日本語版
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【 APWF展示ブースの出展 】
大邱市で開催されるExpo & Fairには、APWFの存在を広めるとともに、幅広い層の来場者がアジア太平洋地域の水問題について学べる機会の創設を目指し、啓発することを目的に、APWF展示ブースを出展しました。
来場者の方々に分かりやすくお伝えするため、APWFの取り組みに関するDVDの放映、やパネルの設置、APWFに所属する各団体のパンフレットの配布などを行いました。
» 展示会の様子

第7回世界水フォーラム地域プロセス 概要図

第7回世界水フォーラム地域プロセス 概要図

» 第7回世界水フォーラム情報 (日本水フォーラム ウェブサイト)
» 第7回世界水フォーラム情報 (公式ウェブサイト)
» 第7回世界水フォーラム全体スケジュール (公式ウェブサイト)

アジア太平洋地域 最終セッション

日時 平成27年4月15日(水)14:40~19:00
会場 韓国慶尚北道慶州市、ヒュンダイホテル
主催 アジア・太平洋水フォーラム(APWF)
議長 ラビ・ナラヤナン アジア・太平洋水フォーラム執行審議会議長

プログラム

時間 プログラム 登壇者
14:40 開会挨拶 森喜朗 アジア・太平洋水フォーラム会長
(代読:竹村公太郎 日本水フォーラム事務局長)
14:50 アジア太平洋地域の水の安全保障状況
イントロダクション ギルホン・キム アジア開発銀行 地域・持続的開発局アドバイザリーサービス部 シニアディレクター
アジア水開発展望 ヤスミン・シディク アジア開発銀行(ABD) 地域・持続的開発局アドバイザリーサービス部 主席水資源専門官
15:10 アジア太平洋地域セッションの報告
1.水と都市 シャバス・カーン 国際連合教育科学文化機関(UNESCO) アジア太平洋地域科学局 副ディレクター
2.水とグリーン成長 サルマ・ザカリア 国連アジア太平洋経済社会委員会(ESCAP) 経済担当官
3.水と食料の安全保障 ティエリ・ファコン 国際連合食糧農業機関(FAO) アジア太平洋地域事務所 上級水管理官
4.気候変動・水関連災害 ラメッシュ・アナンダ・ヴァイディア 国際総合山岳開発センター(ICIMOD) シニアアドバイザー
5.統合水資源管理 尾本浩一郎 河川流域機関ネットワーク(NARBO) 事務局
6.農村部における水と衛生 ヒルダ・ワイナータスプトラ プラン・インターナショナル アジア地域事務局 地域WASH専門官
7.中央アジア:アラル海の危機と環境の安全保障 ヴァディム・ソコロフ 世界水パートナーシップ中央アジア・コーカサス(GWP CACENA) 地域コーディネーター
8.北東アジア デュッコウ・コウ 韓国水フォーラム 事務局長
9.三国協議会 秋田裕子 日中韓三国協力事務局経済部 部長
10.激変する水文条件下での水循環 スン・キム 韓国国立土木建設研究所/水文学技術研究機関 上席調査研究員
11.カリブ海と太平洋の地域間協力 ホセ・ルイス・マーティン・ボルデス 国連人間居住計画(UNHABITAT) 世界水事業体パートナーシップ連合 プログラムオフィサー
16:40 休憩
17:00 アジア太平洋地域プロセスの成果まとめ ラビ・ナラヤナンAPWF執行審議会議長
17:10 地域コミットメント (ハイレベル・ダイアローグ)
共同議長:
・ チャンフア・ウー APWF執行審議会副議長
・ サイモン・テイ APWF執行審議会副議長
パネリスト:
サルトン・ラヒムゾーダ タジキスタン共和国 エネルギー・水資源省第一副大臣
・ ケイズル・ビン・アブドラ アジア河川流域機関ネットワーク 議長
・ ウッシー・アイト 国連「水と衛生に関する諮問委員会」議長
・ ギルホン・キム アジア開発銀行 地域・持続的開発局アドバイザリーサービス部 シニアディレクター
・ 水谷 重夫 水ing株式会社 代表取締役社長
・ マーク・パスコ インターナショナル・ウォーターセンター 最高経営責任者
・ ポンセ・アーネスト・サマニエゴ アジア開発銀行 ユースイニシアティブ ユースコーディネートリーダー
・ マラ・サブラマニアム アルギャム財団最高経営責任者
18:40 質疑応答
18:55 閉会 ラビ・ナラヤナンAPWF執行審議会議長

» 議事録
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各セッショングループのテーマ

セッショングループ グループメンバー
No. テーマ
1 水と都市 ユネスコ 他
「従来の都市の水管理からのパラダイムシフトを導く道を開く」
2015年以降にイノベーションを活用した都市の水管理フラッグシップ・プログラムの構築に向けた提言づくり、都市の水管理のビジョンをまとめた白書の発行。
2 水とグリーン成長 国連アジア太平洋経済社会委員会 他
水とグリーン成長の実現に向けたパラダイムシフトを阻む要因を明らかにし、グリーン成長戦略の実行に必要要素(ガバナンス、透明性、資本と投資のよりよい分配、効果的で包括的な水資源管理等)に関連するケーススタディを収集し、パラダイムシフトに向けた行動計画について議論。
3 水と食料の安全保障 国際連合食糧農業機関 他
アジア太平洋地域の水と食料の安全保障に資する新たなビジョンと戦略を、進歩的なケーススタディの紹介を通じて発表するとともに、その実現に向けて、5つのキーエリアに焦点を当てた行動計画を提案。
4 気候変動・水関連災害 国際総合山岳開発センター 他
北東アジア、東南アジア、南アジア等における具体的なケースに基づく分析を交えながら、気候変動影響への対応力強化にかかる政策との関連付けを検討するとともに、気候変動・災害リスク管理戦略の構築に資する議論。
5 統合水資源管理 河川流域機関ネットワーク 他
IWRMの成功の鍵となる「政治的コミットメント」、「ステークホルダーの参画」および「流域管理計画」の推進に資する優良実践事例や、イノベーション活用事例を紹介し、IWRM実施関連機関からの新たなコミットメントを引出し、宣言文の発行。
6 農村部における水と衛生 プラン・インターナショナル 他
若者によって実施された農村部におけるプロジェクトを表彰する「Youth Solutions Competition」を開催する。さらに、市民社会団体、政府、民間企業等が戦略的パートナーシップ関係を構築する可能性を模索し、今後のプロジェクトのスケールアップや資金調達等の課題解決に向けた議論。
7 中央アジア:アラル海の危機と環境の安全保障 世界水パートナーシップ中央アジア・コーカサス
ハイレベルパネルディスカッションを開催し、アラル海地域における協力体制の課題について議論する。「アラル海の環境破壊がもたらす影響を軽減することを目的とした協力体制の構築」というタイトルの報告書の発表。
8 北東アジア 韓国水フォーラム
北東アジアサブ地域(特に、韓国、中国、モンゴル)における越境河川の生態系管理について状況確認を行い、課題を特定、解決に向けたパートナーシップや情報交換。
9 激変する水文条件下での水循環 韓国国立土木建設研究所/水文学技術研究機関
アジア太平洋地域での激変する水文条件を報告し、その条件下での水循環の改善策の模索と、その実現を目指す。国際組織との開発協力を行い、認識を広め、アジア太平洋地域の連携を促進。
10 三国協議会 日中韓三国協議会事務局
日本、中国、韓国の三国間での水資源に関する協力を強めること、水管理、洪水・渇水・台風などの水関連災害に対して更に連携を強めていくことの重要性を、各国の省庁レベル・政府関係者で認識。
11 カリブ海と太平洋の地域間協力 グローバル水事業体パートナーシップアライアンス /国連人間居住計画、カリブ上下水道協会、カリブ水・排水協会、太平洋水・廃棄物協会 等
類似した地形状況を有するカリブ海と太平洋の小島嶼国は、気候変動により大きな影響を受けるなどの共通の問題を抱えている。本セッションを通じて、二地域間で知識や経験の交換を促進するためのプラットフォーム・パートナーシップを形成し、初期共同活動の推進。

Expo&Fair 出展ブース

日時 平成27年4月12日(日)~17日(金)
会場 韓国大邱市、EXCO会場 3F
共同出展 アジア・太平洋水フォーラム(APWF)、韓国水フォーラム(KWF)
来場者数 22,000人(EXCO全体)

» 第7回世界水フォーラムExpo&Fair (公式ウェブサイト)
» 日本パビリオン情報(日本パビリオン ウェブサイト)

世界水フォーラムとは

世界水フォーラムは、3年に一度、世界中の水関係者が一堂に会し、地球上の水問題解決に向けた議論や展示などが行われる世界最大級の国際会議です。世界水フォーラムは、世界水会議(WWC、水分野の専門家や国際機関の主導のもと1996年に設立された民間シンクタンク)とホスト国により共同で開催されています。
本フォーラムは、水に関わるあらゆる分野において、最前線の議論が展開され、将来の国際社会の方向性を形作る場となっています。また準備プロセスを含めて、関係者のネットワーク形成の場を創出しており、それぞれ新たな活動・事業の契機ともなっています。
日本でも、2003年に琵琶湖・淀川流域(京都・滋賀・大阪)にて第3回世界水フォーラムが開催され、日本水フォーラム設立の契機となりました。

» 過去の世界水フォーラム情報

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