アフリカの水分野の課題と日本の貢献可能性

 

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アフリカ水協会(本部: コートジボワール)
での打ち合わせの様子

アフリカ開発銀行での協議の様子

日本水フォーラムは、アフリカ水協会(本部: コートジボワール)を訪問し、水分野における日本とアフリカとの今後の連携について協議を行いました。アフリカ地域は、水と衛生に関して未だ多くの課題を抱えています。アフリカ水協会は、アフリカ地域全域の上下水道関連機関を束ねるネットワーク組織で、事業体の人材育成をメインに活動を行いながら、開発銀行の融資対象となるような優良な案件の形成に熱心に取り組んでいます。

協議では、漏水対策など、日本の上下水道が持つノウハウに大きな期待が寄せられていることが感じ取れました。同協会訪問の模様については、同協会のホームページでも紹介されています。

今年の2月22日(月)~25日(木)には、同協会が主催する国際会議・展示会がケニア・ナイロビで開催されます。アフリカの現状そして機会について情報収集し、事業体を始めとしたアフリカの水分野の主要な関係者にアクセスする絶好の機会です。

展示会への出展や会議参加ご関心がある方は、ぜひご連絡ください。

>> 第18回アフリカ水協会国際会議・展示会

 

また、同じくコートジボワールに本部を置く、アフリカ開発銀行でも協議を行いました。特に衛生問題への取り組みが重要と認識されていること、また、アフリカ地域の発展段階を踏まえた妥当なレベルの技術導入に対する期待、案件形成段階での関与の重要性などが感じ取れました。さらに、上記の国際会議・展示会などの機会を活用し、民間セクターも含めた日本の多くの関係者の皆さんにもぜひ現地を訪れていただきながら、アフリカ地域での展開可能性について検討していただきたいという期待が示されました。

 なお、今年は、日本政府が主導するアフリカ開発会議(TICAD)も初めてアフリカ(ケニア)で開催される予定です。

日本水フォーラムは、引き続きアフリカを代表する機関との連携を通じて、日本の叡智の世界への発信に貢献していきます。

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