ストックホルム世界水週間

2019年08月20日

ストックホルム世界水週間

ストックホルム世界水週間2019 ―JWF/APWFは5つのセッションを共催します!

 ストックホルム世界水週間(主催:ストックホルム国際水研究所(SIWI))は、国際的な水課題について、専門家、政策意思決定者、民間企業、若手専門家、NGO等が一同に会し議論を行う国際会議です。
 今年は、8月25日~30日にかけて、スウェーデン・ストックホルム Tele2アリーナで開催されます。
 会期中は、今年のテーマ「社会のための水:誰も取り残されない包摂的な社会へ」に沿い、日本水フォーラム(JWF)は、JWFが有する国内外のネットワーク機関とともに、5つのセッションを共催します。

アジア・フォーカス セッション
 JWFは、アジア・太平洋水フォーラム(APWF)の事務局として、APWFメンバー機関等と4つのセッションを共催します。
 本セッションでは、第3回アジア・太平洋水サミット「ヤンゴン」から第4回アジア・太平洋水サミット「熊本」につなげるために、4つの観点について、本地域における先進的取り組みを紹介するとともに、関連する課題を克服し、アジア太平洋地域の水の安全保障の確立と持続可能な発展を進めるための道筋を提示します。
 本セッションの議論の成果を、2020年10月19-20日に熊本市で開催する「第4回アジア・太平洋水サミット」の議論に反映させていく予定です。

ノーザン・ウォーター・ネットワーク(NoWNET)主催のセッション
 さらに、JWFは、ノーザン・ウォーター・ネットワーク(NoWNET)の事務局として、NoWNETメンバーとともに、ストックホルム世界水週間において、11年ぶりにセッションを開催し、民間企業による防災の取り組みに焦点を当てた議論を展開する予定です。

* NoWNETは、先進国9カ国(フランス、オランダ、スイス、デンマーク、スウェーデン、フィンランド、ポルトガル、韓国、日本)の水パートナーシップ機関と、国際的な水の議論をけん引する2つの機関(世界水会議(WWC)、世界水パートナーシップ(GWP))で構成されるネットワークです。

1.アジア・フォーカス セッション概要

セッション名 Water Cycle Management: towards water security in Asia and Pacific
日時 8月27日(火)14:00-15:30
部屋 L9
共催機関 APWF, UNESCO Jakarta, International Water Management Institute (IWMI), Japan Sanitation Consortium, ICEWaRM, CSIRO, SEI Asia

概要

 アジア太平洋地域の包括的な水の安全保障を達成させるため、「水循環管理」という新たな統合的・戦略的なアプローチに取り組むことにより、誰も取り残されることなく、生態系サービスも維持された、より健全な水・資源循環管理をいかに実現することができるのか議論を展開する。地下水、湖沼、河川流域等の水循環管理の事例について、科学的な知見や地域ならではの知見、革新技術を含め、コミュニティから実務者、政策決定者とのパートナーシップを活かした取り組みが共有される予定。

セッションホームページ
https://programme.worldwaterweek.org/event/8355-water-cycle-management-towards-water-security-in-asia-and-pacific

セッション名  Inclusive Asia-Pacific Rural Water and Sanitation :Pathways to the SDGs
日時  8月27日(火)16:00-17:30 
部屋 L9
共催機関  APWF, JWF, Global Water Institute (UNSW Australia), UNHABITAT

概要

  アジア太平洋地域は、急速な経済成長を遂げている一方、経済的、社会的、身体的に不利な立場にある多くの人々は、安全な水や衛生施設にアクセスできないままでいる。気候変動は、地域社会やインフラを脆弱にし、状況をさらに悪化させている。
 このセッションでは、農村部の人々がアクセス可能な技術的解決策、地域のリーダーシップ、デジタル技術等、イノベーションを活用して水と衛生の安全保障への持続可能な道筋をたどる方策を探る。

セッションホームページ
https://programme.worldwaterweek.org/event/8364-inclusive-asia-pacific-rural-water-and-sanitation-pathways-to-the-sdgs

 

セッション名  Asia Focus: Strengthening Governance to address Asia’s Water Challenges
日時  8月28日(水) 9:00 – 10:30 
部屋 M6
共催機関  APWF, ADB, GWPO, UNHABITAT, ICHARM, SIWI, Water Integrity Network (WIN)

概要

  アジア地域は、気候変動と都市化という2つのメガトレンドに牽引され、急激な変化を遂げているが、一方で、10億人以上の人々の水供給サービスが脅かされている。水ガバナンスに関する規則や規範は、意思決定のプロセスにおいて、誰が意見を述べるか、どのような決定をもたらすのか、そしてそれらがどのように実施されるのかを規定する。このセッションでは、アジアの主要な研究センターや国際機関の経験と分析を基に、水セクターのパフォーマンスと、アジアのガバナンスの改善に係る以下の議論を行う。

  • 科学的研究や指標が、水分野における汚職及びその他の非倫理的行動に戦略的に対処するのにどう役立つか?
  • 多様なアジアにおいて、ある地域の事例を他国にも汎用できるような、有用な事例はあるのか?

セッションホームページ
https://programme.worldwaterweek.org/event/8383-asia-focus-strengthening-governance-to-address-asias-water-challenges

 

セッション名  Asia Focus: Inclusive Financing for Water
日時  8月28日(水)11:00 – 12:30
部屋 M6
共催機関  ADB, APWF, International Water Center (IWC)/Waterpreneurs, Organization for Economic Cooperation and Development (OECD), Water.org, Worldwide Fund for Nature (WWF), JICA

概要

  アジア地域は、他に例を見ない経済成長を遂げているものの、水サービスの提供と水資源管理に大きな課題を抱えている。経済や所得が増加する一方、格差が拡大している。とりわけ、水サービスから取り残され、より多くの支払いをしているのは貧しい人々である。
 このセッションでは、すべての人々に水サービスを届けるための、革新的で包摂的な資金調達に関する議論を行う。

セッションホームページ
https://programme.worldwaterweek.org/event/8516-asia-focus-inclusive-financing-for-water

アジアフォーカスパンフレット(主催者サイトのPDFファイルを表示します)

フライヤー

プログラム詳細

2.ノーザン・ウォーター・ネットワーク(NoWNET)主催 セッション概要

セッション名  Private Companies’ Roles Towards Water-Resilient Society, No-One-Is-Left-Behind
日時  8月29日(木)9:00-10:30
部屋 L11
共催機関  ノーザン・ウォーター・ネットワーク(NoWNET)、国際湖沼環境委員会(ILEC)

概要

  本イベントは、ESG投資の潮流を踏まえつつ、気候変動や都市化によるリスクに強靭なコミュニティづくりに向けて、水の観点より、民間企業の参画を促進するための方策(公共政策、金融ツール、サステナビリティ評価等)について議論を行う。

セッションホームページ
https://www.worldwaterweek.org/event/8512-private-companies-roles-towards-water-resilient-society-no-one-is-left-behind

(報告者:マネージャー 朝山由美子)

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