ニュースレター

2019年07月17日

ニュースレター

JWF News 7月号 マレーシア水・土地天然資源省大臣の来日

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【JWF News Vol. 177】マレーシア水・土地天然資源省大臣の来日
2019年7月17日発行

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇目 次◇

・巻頭言 マレーシア水・土地天然資源省大臣の来日―地下水を「見る」

・日本水フォーラムからのお知らせ
- 「ダルビッシュ有 水基金」写真展を開催します!
- 夏をシェア!令和元年 開幕打ち水大作戦を開催します

・日本水フォーラムからの報告
- 令和元年度通常総会を開催いたしました
- JWFコミュニケーション・ラウンジ2019を開催しました
- 第9回世界水フォーラム キックオフ・ミーティングへの参加
- アクアプログラム 2018が完了しました!

・活動へのご支援・ご協力のお願いについて

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

・巻頭言 マレーシア水・土地天然資源省大臣の来日―地下水を「見る」
代表理事 竹村公太郎

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

6月23日、マレーシア国の水・国土・天然資源省のゼイビア大臣一行が来日しました。来日の目的は、将来のマレーシアの水問題解決の一助として、熊本市の地下水管理を視察し、東京で国土交通省の石井大臣と会談し、水管理行政に関して両国が更なる協力体制を築いていくことを確認し合うことでした。

マレーシアの発展は目を見張るものがあります。マハティール首相の指導の下で、経済成長は着実に伸び、人口の伸びも勢いがあります。このマレーシアの将来の発展に関しての一つの課題が「水」です。
マレーシア国内では、渇水や河川水の汚染でしばしば社会問題が発生しています。
現在は表流水を中心とした水利用です。将来は表流水と地下水のコンビネーションで持続可能な水供給体制をとる計画を策定していくことになっています。

地下水利用はある障壁を持っています。地下水は豊富にありますが、人間の目には地下水が見えないのです。見えないため沖積平野の取水で地盤沈下を発生させたり、地下水の回復を越えた過剰取水で地下水位低下を招いたりしてしまいます。
持続可能な地下水取水のためには、地下水の観測体制のもとで、地下水回復能力の範囲で地下水取水量をコントロールしていくことです。

この目に消えない地下水を見ることができるのが、熊本市の地下水管理です。
熊本市の地下水管理センターでは、複数の地下水取水所の取水量と配水量が、コンピュータ制御により大パネルに表示されています。誰もが熊本市の地下水全体の動きを目で見ることができるのです。
さらに、地下水を取水している現場に行くと、大きな井戸がありました。その井戸を覗くと、約30m下で水が勢いよく湧いているのが見えるのです。

マレーシアの人々が、初めて地下水を自分の目で見たのです。
地下水最大の課題の「見えない」という障壁を超えた第1歩になったのです。

熊本の視察の後、国土交通省の石井大臣との会談、東京都の下水道施設の見学などのスケジュールの合間、ゼイビア大臣に日本水フォーラムが主催するコミュニケーション・ラウンジに参加していただきました。
マレーシアの厳しい水事情と、今後の持続可能な水管理に関する考え方が率直に分かりやすく紹介されました。日本のスピーカーからは技術紹介が行われ、質疑に入って行きました。質疑応答は大変活発に行われ、日本の水に関する経験と技術がマレーシアに貢献する方向性が話し合われました。
コミュニケーション・ラウンジは成果裡に終了しました。

マレーシアに地震はありません。大きな台風が襲来することもありません。しかし、マレーシアは急成長という社会条件と温暖化に伴う気候変動という課題に面しています。
日本とマレーシアは長い友好関係を持っています。その両国の間で、新たな水の協力関係が進んで行くことを実感しました。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

・日本水フォーラムからのお知らせ

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

- 「ダルビッシュ有 水基金」写真展を開催します!

2007年から始まった「ダルビッシュ有 水基金」は、今年で13年目を迎えています。
その活動の歴史と、ダルビッシュ有選手の活躍の歴史を紹介する、初めての写真展を開催することになりました。是非ご来場ください。

日時 2019年8月3日(土)〜12日(月)12:00〜17:30(最終入場時間17:00)
場所 ダルビッシュ コート 5階シラーズクラブ(神戸市中央区、http://darvish-court.com/
入場無料

▼「ダルビッシュ有 水基金」についてはこちら▼
http://www.waterforum.jp/jp/what_we_do/grass_roots_projects/darvish

(報告者:マネージャー 桑原清子)

————————————————————————————————————————

- 夏をシェア!令和元年 開幕打ち水大作戦を開催します

今年の開幕打ち水大作戦は、7月21日(日)に「パシフィコ横浜」において、日本青年会議所の主催で開催します。
広く一般の皆様にも、お越しいただき、一緒に‘打ち水’を行います。是非お立ち寄りください。

日時:7/21(日)9時半~1時間程度
場所:パシフィコ横浜・円形広場(神奈川県横浜市)
参加無料

▼「打ち水大作戦2019」全体について▼
http://www.waterforum.jp/all/press/2019/0705/?p=11646?tag=jp,rep_jp

▼「打ち水大作戦2019」公式ウエブサイト▼
http://uchimizu.jp/

(報告者:マネージャー 桑原清子)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

・日本水フォーラムからの報告

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

- 令和元年度通常総会を開催いたしました

6月20日(木)、令和元年度通常総会を開催いたしました。
 審議事項は昨年度の事業報告及び活動決算、今年度の事業計画及び活動予算、
そして役員(理事)の選任の計3議案について行い、会員の皆様に承認されました。
 また、通常総会終了後に公益財団法人リバーフロント研究所、土屋信行氏に
「今、迫りくる大水害の危機」と題したご講演をいただきました。

▼詳しくはこちら▼
http://www.waterforum.jp/all/info/2019/0621/?p=11549

(報告者:ディレクター 石鉢盛一朗)

————————————————————————————————————————

- JWFコミュニケーション・ラウンジ2019を開催しました

 日本水フォーラムは、国内外の様々なゲストをお招きした情報交換・交流会「JWFコミュニケーション・ラウンジ」を開催しています。
2019年の最初のコミュニケーション・ラウンジは、マレーシアのゼイビア・ジャヤクマール水・国土・天然資源大臣の来日にあわせ、駐日マレーシア大使館の後援を得て、6月25日(火)に開催されました。ゼイビア大臣に講演いただいたほか、JWF会員企業を含む2社による事業紹介を行いました。

▼詳しくはこちら▼
http://www.waterforum.jp/all/transmitting_japanese/2019/0703/?p=11594

(報告者:コーディネーター 加藤直実)

————————————————————————————————————————

- 第9回世界水フォーラム キックオフ・ミーティングへの参加

日本水フォーラムは、6月20日(木)-21日(金)にセネガル・ジャムニャージョで開催された、第9回世界水フォーラムキックオフミーティング(準備会合)に参加しました。世界水フォーラムは、3年に1度開催される水に関する世界最大級の国際会議・展示会です。第9回世界水フォーラムは、「平和と発展のための⽔の安全保障」のテーマの下、2021年3月セネガルにおいて開催予定です。

▼詳しくはこちら▼
http://www.waterforum.jp/all/transmitting_japanese/wwf/2019/0717/?p=11704

(報告者:マネージャー 朝山由美子)

————————————————————————————————————————

- アクアプログラム 2018が完了しました!

アクアプログラムは、ジュエリーブランド『4℃』と日本水フォーラムとの共同プロジェクトです。
「水」を通じた社会貢献により、水に関する問題を抱える途上国の女性たちを支援し、すべての女性へ「美しさ」と「ときめき」を届けることを目指しています。
11年目となる2018年度は、バングラデシュ、クルナ管区、バゲルハート県の農村において、安全な飲み水の確保と女性の水汲み労働からの解放を目指し、40世帯を対象に雨水貯留タンクの設置と維持管理に関するトレーニングを実施しました。

▼詳しくはこちら▼
http://www.waterforum.jp/all/grass_roots_projects/yondoshi/2019/0712/?p=11641

(報告者:チーフマネージャー 石原小枝)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

・活動へのご支援・ご協力のお願い

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

日本水フォーラムは、皆様の会費及び寄付等によって国内外の水問題解決に向けた活動を行っております。
日本水フォーラムの活動を支援していただける会員を募集しております。
水問題解決に向けた持続可能な取組みを行うために、皆様の温かいご支援をなにとぞよろしくお願いいたします。

▼会員募集の詳細はこちら▼
http://www.waterforum.jp/jp/get_involved/

日本水フォーラムは、国内外の水問題解決に向けて分野問わず幅広い方々と協働で活動を展開しています。
日本水フォーラムの活動にご協力いただける方、ご興味のある方は以下よりお問い合わせください。

▼問い合わせ先はこちら▼
TEL: 03-5645-8040
E-mail: news[at]waterforum.jp
※[at]をアットマークに変えて送信してください。

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■

JWF News Vol. 177 令和元年7月17日発行
特定非営利活動法人日本水フォーラム
〒103-0015 東京都中央区日本橋箱崎町5-4 アライズ第2ビル6階
TEL: 03-5645-8040 FAX: 03-5645-8041
E-mail: news[at]waterforum.jp URL: http://www.waterforum.jp
※[at]をアットマークに変えて送信してください。

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■

一覧を見る