ニュースレター

2019年03月20日

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JWF News 3月号 シンポジウム 『国連【世界水の日】記念・水未来会議2019』を開催しました

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【JWF News Vol. 173】シンポジウム 『国連【世界水の日】記念・水未来会議2019』を開催しました 
2019年3月20日発行

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◇目 次◇

・巻頭言 水未来会議 -SDGsに向かってー

・日本水フォーラムからの報告
- シンポジウム 『国連【世界水の日】記念・水未来会議2019』を開催しました

・活動へのご支援・ご協力のお願いについて

・掲示板コーナー

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・巻頭言 水未来会議 -SDGsに向かってー
代表理事 竹村公太郎

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社会形態の変革(Transformation)
2019年3月8日、「国連世界水の日」を記念して日本水フォーラムは水未来会議2019を開催しました。損保ジャパン日本興和の関正雄氏による基調講演と京都大学の寶先生のコーディネートによるパネルディスカッションが行われました。今回のテーマは、SDGsの達成のため、今を生きている私たちの役目は何かでした。政界、官界、学術界、NGOそして民間企業の各セクターが、SDGsのターゲット向かって、いかに取り組んでいくかです。

このシンポジウムで感じたことは、社会形態の転換でした。特に、投資セクターの宮下さんの意見が新鮮でした。多くの機関や人々から預かっている大切な資金を投資する際のポイントでした。もちろん収益を求めることは当たり前です。しかし、その資金運用が「世のため、人のためになっているか」の説明責任が内外から求められるようになってきた、ということです。
地球環境を議論する場で「ESG」という言葉が何回も出てきます。今回の水未来会議でも、SDGsとESGが絡み合って議論されていました。

社会の形態は確実に変化しつつあるようです。

機関投資家の企業評価(ESG)
「企業年金等の大切な資金を運用している機関投資家たちの企業評価は、収益性や成長性のみではない。その企業のESG評価に重きを置きつつある」という言葉を聞く機会が多くなりました。

Eは環境(Environment)で、地球環境、地域環境に取り組む企業。
Sは社会(Society)で、社会の変化に適応して、社会発展に貢献していく企業。
Gは企業統治(Governance)で、企業内の規律、適正な社員管理、内外に対する説明責任を果たしていく企業。

機関投資家がESGで企業評価をする目的は、「その企業が、今後、何十年間も存続していくか?」という点にあります。ESGを満足しない企業は、社会的支持を得られず、評価の低迷となり、その存続も危うくなります。

強いて一言でいうと、ESGはその企業が持続可能かどうかという総合評価になるのです。

企業存続のESGと地球存続のSDGs
21世紀の今、人類共通の課題は、「地球上の人類文明は持続可能なのか?」です。地球上の人類文明を100年、200年オーダーで存続させていくため、つまり、次世代、次々世代の人々が存続していくために、今、私たちは何をしなければならないかという命題です。
地球上の人類文明が持続可能であるためには、SDGsの達成が不可欠です。
ここでSDGsという言葉と、個別企業の存続の条件のESGが同調同期していくのです。

ですから、SDGsを討論する今回の水未来会議で、ESGという言葉が何回も発言され、その言葉が鍵となっていたのです。
何しろこの社会で、民間企業が最も規模が大きく、数が大きく、そして大多数の人々を雇い、その家族の賄(まかない)の責任を負っています。民間企業が、この社会で最も重要なセクターなのです。

その民間企業の持続可能が体現されない限り、地球文明の持続可能性は達成されません。
日本水フォーラムは、SDGsとESGという難しいテーマをリンクさせて議論しようと努力しているのはこのような考え方からなのです。

この水未来会議で「世のため、人のため」という発言を聞いた時、二宮尊徳を思い出しました。「道徳を忘れた経済は罪悪である、経済を忘れた道徳は寝言である」
江戸時代に生きた二宮尊徳のこの言葉が、21世紀の私の胸に迫ってきました。

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・日本水フォーラムからの報告

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- シンポジウム『国連【世界水の日】記念・水未来会議2019』を開催しました

日本水フォーラムは、3月8日(金)、『国連【世界水の日】記念・水未来会議2019』を開催しました。「水未来会議」とは、日本水フォーラムが主催するシンポジウムです。持続可能な開発目標(SDGs)をはじめ、パリ協定や本邦水循環政策など、国内外で水に関連する新たな潮流を迎えたことを受け、2016(平成28)年からスタートしました。

4年目に当たる今回は、昨年に引き続き、SDGs達成に向けた取組みにおける民間企業の役割の重要性と、民間企業との連携や協働に向けた取組み方策を議論しました。

▼詳細はこちら▼
http://www.waterforum.jp/all/policy_recommendations/future/2019/0320/?p=10835

(報告者:マネージャー 桑原清子)

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・活動へのご支援・ご協力のお願い

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日本水フォーラムは、皆様の会費及び寄付等によって国内外の水問題解決に向けた活動を行っております。
日本水フォーラムの活動を支援していただける会員を募集しております。
水問題解決に向けた持続可能な取組みを行うために、皆様の温かいご支援をなにとぞよろしくお願いいたします。

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E-mail: news[at]waterforum.jp
※[at]をアットマークに変えて送信してください。

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・掲示板コーナー

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【第11回水道技術国際シンポジウム】
主催:第11回水道技術国際シンポジウム実行委員会
日時:2019年7月9日(火)~11日(木)
場所:パシフィコ横浜 会議センター
https://water2019.jp

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JWF News Vol. 173 平成31年3月20日発行
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