ニュースレター

2016年04月06日

ニュースレター 水未来会議 SMILE by WATER ダルビッシュ 有 水基金 打ち水大作戦

JWF News 4月号

JWF News Vol.139 日本水フォーラムロゴ
平成28年4月6日発行

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----- 目 次 -----

巻頭言 経済による維持管理

 

日本水フォーラムからのお知らせ
公益社団法人日本青年会議所との協働プロジェクト開始
打ち水大作戦2016ご案内

 

日本水フォーラムからの報告
アジア・太平洋水フォーラム(APWF) 執行審議会第18回会合の開催
国際シンポジウム 『国連【世界水の日】記念・水未来会議2016~ Climate is Water』を開催しました。

 

採用情報

 

掲示板コーナー

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巻頭言 経済による維持管理
日本水フォーラム事務局長
竹村公太郎

 

道徳と経済
会議で小田原市に行きました。新幹線の「こだま」であっという間に着きました。時間があったので、会議場の横の二宮尊徳を祀った報徳二宮神社に向かいました。梅の香りが漂ってくる参道をゆっくり歩くと、参道の横には二宮尊徳の思想を表す幾つかの言葉が掲げられていました。
その中に「経済のない道徳は戯言(たわごと)で、道徳のない経済は罪悪である」という言葉がありました。
このフレーズは有名です。あまりにも現代的な内容なので、近年の著名人の言葉だと勘違いをして脳細胞に収納していました。しかし、このフレーズは180年前の江戸時代の二宮尊徳の言葉でした。
二宮尊徳のこのフレーズは強く私の胸に迫ってきました。

草の根運動
日本水フォーラムの活動の1つに草の根活動の支援があります。日本水フォーラム会員の会費の一部と草の根活動に賛同してくれる企業やダルビッシュ有選手らの寄付で運営されています。
世界の貧困地域での水と衛生の劣悪な環境改善の活動です。具体的には、自分たちの力で雨水貯留タンクやトイレを作ろうとしている集落を支援しようとするものです。日本から器具や装置は一切持ち込みません。その地域にある材料で、その地域にある伝統的な方法で実施するため資金の一部を支援します。
この草の根活動の支援に関する事業の採択では、NGOや地元の人々が自主的に活動し、事業後も持続可能な維持管理を行っていける可能性を持つ事業を最優先にしています。ここで持続可能な維持管理、という課題が常について回ります。持続可能とは次世代、次々世代、3世代後も継続して維持管理されていくことです。
この維持管理の段階では、どうしても経済の概念を入れなければなりません。

経済による運営
インフラを建設するのは一時的です。その建設時にだけ資金を援助することは、援助する側にとっても分かりやすく判断しやすいのです。しかし、そのインフラを建設した後、維持管理していくのは限度がありません。ある意味で無限です。無限の援助などできません。
インフラの維持管理は、援助を受けた側が実行しなければなりません。先進国からインフラ建設の援助を受けた側が、自身で維持管理していくには「資金」と「技術」の面で大変難しいことなのです。ですから、途上国で先進国が建設したプラントや機械が放置されています。
インフラの維持管理とは、必ず使用する人々が持続的に管理することなのです。持続的管理では、一方的な奉仕はできません。一方的な奉仕は、前述したように維持管理の資金が続きません。
持続的な維持管理には経済の導入です。維持管理を行うことで収入を得る。その収入を維持管理と施設の減価償却に充てていく。これしか方法はありません。
二宮尊徳の「経済のない道徳は戯言である」はまさに正鵠を得ていました。

日本水フォーラムの草の根活動の支援は、地元の材料で、地元の人々が実施するのを原則にしています。
その施設の維持管理が持続的に行えるかどうかが、最大の課題となっています。維持管理に地元の人々が料金を支払い、その資金を基に持続可能な維持管理をしていく。この経済システムを常に模索しています。

小田原 報徳二宮神社
出典:報徳二宮神社

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日本水フォーラムからのお知らせ
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公益社団法人日本青年会議所との協働プロジェクト開始
日本水フォーラムは、公益社団法人日本青年会議所が本年度より実施するSMILE by WATERキャンペーンにおける協働プロジェクトとして、SMILE by WATERプロジェクトを開始することになりました。
日本青年会議所が、国連持続可能な開発目標に関して、「目標6:安全な水と衛生」を具体的に取り組む目標と定め、2016年から2020年にかけてキャンペーンを実施します。その中で、日本水フォーラムは、日本青年会議所、実施国の青年会議所、実施国の現地活動団体と協力し、水と衛生の課題解決に向けたプロジェクトを実施します。安全な水を確保し、一人でも多くの人びとの生活に貢献できるよう、プロジェクトを展開してまいります。
キャンペーンでは皆さまからの寄付をお願いしております。ご協力のほどどうぞよろしくお願いいたします。
» プロジェクトの詳細・募金の詳細はこちらからご覧いただけます。

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打ち水大作戦2016ご案内
日本水フォーラムが事務局を務める「打ち水大作戦」は、今年も大暑の日、7月22日(金)に開幕します。今回で14年目を迎える「打ち水大作戦」。夏のイベントはもちろん、ご家庭やご近所でも、雨水や二次利用水等を使用した打ち水の取り組みは、すべて「打ち水大作戦」です。
最新情報・詳細は、打ち水大作戦・ウェブサイトに順次掲載してまいります。皆様の一層のご参加、ご支援を宜しくお願い申し上げます。

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日本水フォーラムからの報告
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アジア・太平洋水フォーラム(APWF) 執行審議会第18回会合の開催
日本水フォーラムが事務局を務めるアジア・太平洋水フォーラム(Asia-Pacific Water Forum)は、シンガポールPUBの協力を得て、2月24日に、アジア・太平洋水フォーラム(APWF) 執行審議会第18回会合を開催しました。本会合には、 APWF執行審議会の議長・副議長、APWFリード組織、サブ地域コーディネーター等、22機関より33名が参加しました。
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国際シンポジウム 『国連【世界水の日】記念・水未来会議2016~ Climate is Water』を開催しました。
日本水フォーラムは、3月1日(火)に国際シンポジウム『国連【世界水の日】記念・水未来会議2016~ Climate is Water』を開催しました。当日は登壇者含め約150名の参加者があり、これからの水行動の指針となるべきビジョンや、様々な取り組みの一層の推進などに貢献するための様々な考えが得られる機会となりました。基調講演にトヨタ自動車株式会社取締役副社長須藤誠一氏を迎え、持続可能な社会の実現に貢献するための新たな取り組み「トヨタ環境チャレンジ2050」をご紹介いただいた他、パネルディスカッションでは、水分野における国連持続可能な開発計画(SDGs)やパリ協定(気候変動)などの最新動向、江戸時代の治水による都市計画を踏まえた次世代の水行動に関する議論がなされました。
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採用情報
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契約職員・アルバイト職員を募集します
現在日本水フォーラムでは人材を募集しております。
日本水フォーラムのミッションとビジョンを理解し、地球上の水問題解決に貢献したいという、強い意志をお持ちの方のご応募をお待ちしています。
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ご質問等、お気軽にE-mail (recruit[at]waterforum.jp)またはお電話にてお問い合わせ下さい。

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【シンポジウム アジアにおける都市の水管理:その課題と可能性】
主催:国際協力機構、東京大学生産技術研究所、日本水道新聞社、リークアンユー公共政策大学院
開催日時:2016年4月15日(金)14:30~17:00
開催場所:東京大学生産技術研究所 コンベンションホール(東京都目黒区駒場4-6-1)
» 詳細はこちら
【第2回アジア水再利用シンポジウム】
主催:京都大学、清華大学、韓国科学技術研究院
開催日時:2016年4月25日(月)9:45~18:10
開催場所:京都大学百周年時計台記念館国際交流ホールⅢ
(京都市左京区吉田本町 TEL:077-527-6223)
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JWF News Vol.139    平成28年4月6日発行

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