ダルビッシュ 有 水基金 第9号プロジェクト(インドネシア) 報告

第9号プロジェクト インドネシア中部カリマンタン州ブキットバトゥ地区の生活改善プロジェクト

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設置したトイレと受益世帯の住民

 

1)実施地
インドネシア 中部カリマンタン州 パランカラヤ市 ブキットバトゥ地区

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インドネシア 中部カリマンタン州

2)受益者数
ブキットバトゥ地区の住民525人

3)実施期間
2015(平成27)年1月~2015(平成27)年6月

4)実施団体
Yayasan Usaha Mulia (YUM)
http://www.yumindonesia.org/

5)実施地の水に関する問題
ブキットバトゥ地区では、約30%の世帯にトイレが整備されておらず、水場や野外で排泄が行われている。また、生活排水が適切に排水されるしくみがなく、不衛生な環境がデング熱やマラリアの原因となる蚊の繁殖の要因にもなっている。さらに、家庭ゴミの収集サービス等も十分に普及していないため、水源付近にゴミが大量に散乱する状態となっており、トイレの問題と併せて水源や土壌汚染につながることが危惧されている。

6)実施内容

  • 事前調査を実施
  • トイレを15基設置
  • 水とゴミの管理方法に関するワークショップを7回開催
  • 清掃キャンペーンを7回実施
  • 情報パンフレットの作成・配布を実施
  • バックアップ用ポンプを2台購入

7)実施成果

  • トイレのない世帯が自宅でトイレを利用できるようになった
  • ワークショップと清掃キャンペーンに参加した住民の水や衛生に関する知識と意識が向上した

実施前のようす

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村の既存トイレ トイレの周りに散らかるゴミ

実施の様子

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清掃キャンペーンに参加した住民たち トイレの汚水タンク埋設
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水とゴミの管理方法に関するワークショップ 資料を熱心に読む参加者

実施後のようす

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設置したトイレ 設置したトイレと住民

(報告者:マネージャー 石原小枝)

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